
今回紹介するのは、Naumburg(ナウムブルク)という町。
ライプツィヒから電車で40分程度の場所にあり、5月に小旅行に行ってきたのですが、2018年7月に新しく大聖堂などが世界遺産に登録されたそうです!
このタイミングに見所をまとめます:)
ドイツ中部にある #ナウムブルク 大聖堂ほか1件が新たに #世界遺産 に登録されました。これによりドイツの世界遺産登録件数は44件となり、イタリア、中国、スペインに次いで、フランスと並んで世界第4位です。ドイツの世界遺産を巡るご旅行はいかがですか? pic.twitter.com/DRewsKrnse
— ルフトハンザ (@Lufthansa_JP) 2018年7月9日
最初に降りたのは、Bad Kösen(バートケゼン)という小さな駅。公園を抜けて、小さな渡船場へ!チケットはその場に回ってきた係員のおじさんから買いました。

10分くらい乗っていると、山の麓に到着。
ここからはハイキング!二つのお城跡地を巡ります。
ワンピースで来てしまい完全に場違いだったものの、そんなに激しくない山道で安心(笑)15〜20分くらい登ると一つ目のお城、Rudelsburg(ルーデルスブルク)に到着。
中世に建てられたお城で、17世紀に三十年戦争で破壊されてしまう前まで実際に貴族が住んでいたそうです!
塔に登ることができました。

外側の見た目からは想像つきにくいですが、中にはレストランも。
ドイツの典型的スイーツを食べました。右がApfelstrudel(アプフェルシュトゥルーデル)というりんごケーキ、左がWindbeutel(ヴィントボイテル)という巨大シュークリームです!
美味しかったですが見た目の通り、クリームが多かった……笑
でもさくらんぼのソースと相性は抜群でした。名前は違うこともあるようですが、パン屋さんでも見かけることがあるので挑戦してみてください!
次のお城に向かいます。隣の丘ですが、ここも徒歩15分くらいで到着。登ったところで、入場料がかかることがわかったので中には入りませんでした。
山を下る途中にも様々な史跡がありました〜これが何かよくわかってないけど、とりあえず記念撮影です(戦争のメモリアル?)。
さっきの船に乗って駅の方へ戻り、歩いて次のスポットへ向かいます。
お天気で本当に綺麗な景色が見れました。
次に行くのは、写真右上に写っている壁です。健康にいいらしい謎の史跡、Gradierwerk!アイスを食べてのんびり、徒歩20分くらいで到着。
この巨大な装置ですが、雨みたいに上から塩水がひたすら降ってくるんです!どうやら18世紀くらいに出来たようで、そこで空気を吸うと健康になると言われてるらしい。(謎すぎるよドイツ…)
調べてみたところ、これは塩から水を取り除くための装置で、空気に含まれるミネラル豊富な水分を浴びることで健康にいいと言われているのだとか(wikipedia先生より)。信じるかどうかで効果が変わってきそうです(笑)
不思議な体験でした。友達とカッパを着てわいわい塩水を浴びるのは面白かったです!
次は電車で移動です。向かうのはナウムブルク中央駅で、そこからはトラムに乗って次のスポットへ向かいます。
トラムがかなりレトロでした♩
ここに見に来たのは、2018年7月に世界遺産に登録された、ナウムブルク大聖堂。
トラムを降りてしばらく行くと、早速見えてきました!
こぢんまりした街中には、小さくてカラフルな家々が立ち並んでいます。


現在の建物の大部分は13世紀に建てられたものだそうです。
いよいよ中へ…!プロテスタントの教会で派手な装飾はないものの、壮大で厳かな空間はやはり圧巻でした。

街の中心にどーんと構えている大聖堂は、13世紀からナウムブルクを見守っている存在なんだなあ。初めて行った町ではあるけれど色々な変化を見てきたのだろうなあと感慨深かったです…
この日は一日中歩き回って、疲れた友人から教わったドイツ語は “Ich bin kaputt.(イヒ ビン カプット)”
直訳すると『わたしは壊れている』なのですが、とても疲れた時に使う表現なのだそうです。
友人たちと回るナウムブルクはとても楽しく、大きなアルトバウだらけのライプツィヒとはまた雰囲気が違う街を楽しむことができ、とても満足!
ぜひ日帰り旅行で訪れてみてください。