
お久しぶりの更新になってしまいました。しおりです〜
記事を更新しない間にローマやロンドンを旅行したり、
お花見したり、
相変わらず楽しい日々を過ごしています。
これまではドイツ人に囲まれた生活でしたが、最近は一気に日本人の友人の輪が広がりました。やっぱり母国語で話し合える友達がいるのは大きいです!
ライプツィヒではそんなに大きくない日本人コミュニティ、友達の友達と、前から知り合いだったなんてこともままあります(笑)
ライプツィヒで生活するのに、ドイツ語はどれくらい必要?
さてドイツ語を少しずつ勉強しているわたしですが、生活していく上で致命的に困ったことは今までありません。
会社をやめてからすぐにドイツへ飛び立ったのもあり、特に語学面での準備はしてきませんでした。挨拶など、超基本的なフレーズと数字だけ、そのレベルからのスタートです。
というのも、ドイツ人の皆さん、英語がとても上手だから!!!
ペラペラです。彼らは謙遜しますがペラッペラです。特に同世代。
ただ、中年くらいになると英語が通じない人が増えてきます。スーパーや携帯会社の店員さんに英語が通じないこともありましたが、拙いドイツ語と感覚でどうにかなりました。
これまでで一番困ったのが税務署です。フリーランスのSteuernummerを取得しに行った際、何かを指摘されたのですが意味がわからず、「英語でいいですか?」と尋ねるとおばちゃんに「はあ?NO ENGLISH!」と言われたこともありました。
最終的に感覚でどうにかなりました。笑
でも、それでは少し味気ないかも?
生活面には問題ないとは言ったものの、2ヶ月目くらいからそう思い始めました。
例えば、パーティにまぜてもらったとき。
至極当たり前ながら、ドイツ人同士ではドイツ語で会話するので、置いてけぼり事案が発生。
楽しい会話で盛り上がってるところ「みんな〜英語で話して〜!」とか言えない。
英語に訳してくれる人が現れては救世主だと思っていました(笑)
話せる、というのと普段そうであるというのは違いますよね。特にお酒が入って話が楽しくなればなおさら。
「輪に入って、その場で笑い話を理解したい」というのがドイツ語を勉強したいと思った一番の理由です。
それに、言語にはその土地の文化や歴史が詰まっています。それを通して、また新しい世界を知ることができる。せっかくドイツ・ライプツィヒという好きな土地に住めているのだから、もっとドイツのことを、ドイツ語を通して知りたいと思ったのでした。
ドイツでより楽しく過ごすためにドイツ語を学びたい、これに尽きます。
さて、そういうわけでちまちま独学でドイツ語を勉強しているのですが、9月から9ヶ月が経とうとしている今、ようやくドイツ語が口から出てくるようになりました。
独学なのではっきりとは分かりかねますが、わたしのレベルはA2〜B1初級程度のようです。
自分に合っていた学習方法
わたしは大学では仏語を選択していたので、ドイツ語は全く未知の世界でした。
これまで様々試してきましたが、自分に合った方法を見極めるのにはよかったのではないかと思います。これから新たな言語習得をするとしたら、もう少し効率よくできるはずっ!
テキストで基本的な語彙、文法をよく使われるフレーズとともに詰め込む
わたしの場合、始めのうちはとりあえず語彙と文法を詰め込むのが合ってるみたいでした。
実践的に使いながら吸収していって話せるようになる人もいますが、わたしはある程度理解できてからでないと話せませんでした。
話したいことを表す語彙が圧倒的に足りず、本当〜〜〜に歯がゆかったです!!笑
テキストは1冊に絞り、最初の3ヶ月程度は1日3時間かけて文法を詰め込んでいた時期もありました。
補足程度にアプリを活用
わたしが使っているのはDuolingo、Memrise、Hellotalk、Tandemです。
言わずと知れたDuolingoでは文法等の体系的な理解は深まるものの、ボキャブラリーを増やすにはイマイチ……(すぐ忘れてしまう)。Memriseは、ネイティブスピーカーが文章を話す場面がありますし、ボキャブラリーの補強にあっているので活用しています。
HellotalkとTandemは語学学習者のSNSのようなものです。この記事で紹介しているので、興味がある方はぜひ〜♩
とはいえ、これらのアプリをメインの学習法として使うのはさすがに無理がありました、というかわたしには合いませんでした!(笑)補足程度に使うというのがポイントだったようです。
テキストに飽きた!主な学習方法をDeutsche Welleに移行
はい、飽きてしまいました。とても重いテキストで持ち運びもだんだん億劫に…
そこで思い立ったのがウェブサイトのDeutsche Welle。Placement testで自分がどのレベルかもわかります。
ちなみにここでB1のPlacement testを受けたところ、55%しか取れませんでした!凡ミスがいくつかあったのが悔しい〜
ということでB1の初級程度♩とお気楽に考えていますが、一応A2からやり直ししています。
文法的には難しくないですが、登場人物たちが話すのが早いんですよ(怒)あなたたちなんでA2でそんなにペラペラなのッと思いながら見ています。
日常会話の言い回しなど、抜けているところがあるので、学び直しにちょうどいいです。
隙間時間でドイツ語に触れたいとき
ご飯を食べるときなど、時間がある時に。
YouTubeのドイツ語学習者向けチャンネル、たくさんありますがよく見ているのはLearn German with Anja!
ドイツ語と英語を交互に話してくれてとても分かりやすい!お世話になってます!!!
まあ隙間時間だし、ドイツ関係のものだったらなんでもいいや〜ということにしています。笑
アメリカ人のDanaさんのチャンネルも面白い!ドイツに来て受けたカルチャーショックや様々な違いについて英語でアップロードしています。
Arte「Karamborage」これは独・仏語で観ることができます。(ゆかちゃんのツイッターで知りました!)
ドイツとフランスの文化の違いなど、面白いです〜
お隣同士なのに全然違う。どちらも好きな国なのでよく見ています。
↓2話目にはライプツィヒにある、ヨーロッパでもっとも古いカフェの一つ、
「Zum Arabischen Coffe Baum」が紹介されています。アニメーションがお洒落で、楽しんで見ています♩
あとは、ポッドキャストのDeutsche Welleを聞くこともあります。
「TuneIn Radio」というアプリをダウンロード→Deutsche Welleで検索するとA1〜A2レベルのポッドキャストが聞けます。
タンデム(語学交換するパートナー)と思いっきり話す&文章を見てもらってアウトプット
2ヶ月ほど前にライプツィヒ大学のタンデムパートナーのページに登録してみたところ、なんと1週間に10人もの人から連絡が来てすぐにページを削除しました(笑)。
日本人不足らしいので、ライプツィヒでタンデム探している人はぜひ登録してあげてください(^_^)
結局色々な人と会い、残ったのは1〜2人ですが、今ではとてもいい友達になりました。
実はこの前にもHellotalkで出会ったタンデムが何人かいたのですが、わたしが話せなすぎてほとんど英語か日本語で会話していました。タンデムの時間なのに全然ドイツ語使えない、と不満でした(笑)。
今は週一回、日本語とドイツ語を教え合っているのですが、それが自分にはとても合っています。というのも、彼女の前ではもう何回も失敗していて、自分の失敗が恥ずかしくないから!
彼女も日本語学習中で、間違えるのはお互い様です。恥を捨てられるようになるまで少し時間がかかりましたが、そこを乗り越えるとあとは早い気がします!
できればドイツ語の環境ではドイツ語で話すこと
『間違えるのが普通』になると、今度は人数が増えても、初めての人の前でも、怖気付かないようになっていきます。
(これができるようになったのは本当に最近!)
文章を読むのにはだんだん苦労しなくなってきました。あとはやっぱり、語彙力と会話力をもっと向上させていきたいです〜。
みなさんには、こういうことをやったら語学力が伸びた!という体験はありますか?
ぜひ教えていただきたいです〜
ではまた♩